6thシングル「共鳴」

こんにちは、Chinatsuです。

今回は、2022年3月2日(水)に発売された6thシングル「共鳴」について書きたいと思います。

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今作も最高だね!!!!!!

CDが発売される度、毎回この言葉しか言ってない気がする。シングルが届いて約1週間。家から職場までの通勤時間、お風呂に入る時など、ここ数日の私は、シングルを聴きながら、日々過ごしています。


今回のシングルは「-今こそ"共鳴"しよう-」がテーマ。先の見えない世の中、たとえ困難な状況でも、共鳴することで乗り越えられる。そんな思いが込められているのだそう。コロナ禍で先の見えない日々だからこそ、生まれたテーマでもあるのかな。


今回はそんなシングルを聴いて(見て)の感想を一曲ずつ書きました。初めて聴いた(見た)時の感想をベースに、何度か聴き直して(見直して)補足もしています。もし、まだシングルの楽曲を知らない方はdigeSTをご覧下さい。(宣伝)


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【通常盤】

1.共鳴


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ラジオのようなエフェクトがかった声から始まるこの楽曲。ちょいとジリジリっとした声ね。冒頭のきょもパートを聴いた瞬間、「え?むずくね?」と思った。めちゃくちゃリズム取りにくそうじゃない?初めて聴いた時のメモには「オシャレ」としかなかった。私の語彙力、あまりに乏しすぎるな。リズムの刻み方がオシャレだと思った。ジェシーのエフェクトがかった声から始まる時点で最高。あと、MVの「We don't have time to hesitate, right?」で腕時計を指す仕草が大好きです。ジェシーの歌詞に合わせてさりげなく動きを合わせてくるところがいつも見ていて面白いんだよな。「Hey, This is a song to get me the power」の「power(💪)」然り、「Can you hear the roaring of our soul, huh?」の「huh?」然りね。この楽曲は「疾走感溢れるロック+ジャズ+HIP HOPを融合した」楽曲らしいんだけど、個人的にサビまでのパートはジャズが強くて、サビはロックが強くなると思っているんだよね。パートによって曲調がゴリゴリに変わるところも面白いと思った。サビのパートは音が行ったり来たりしていて、とにかく難しい。率直に「歌うのが大変そう。」と思いました。よく歌えるよね。SixTONESさん凄い。(小並感)個人的なサビのポイントはゆごじゅりの合いの手。特に、慎太郎くんのパートとゆごじゅりの合いの手は「対比」とも言えるような気がしていて。と言うのも、慎太郎くんの声は「キャラメルボイス」と呼ばれる甘い感じの声、対してゆごじゅりはちょっとザラッとしたような声。真反対の声質だから、お互いが際立っている気がするんだよね。スイカに塩をかけると美味しいって言うじゃん?あれと一緒です。(?)他にも、SixTONESのメインボーカル、京ジェのハモリが聴けるところもポイント高い。因みに、この部分はPLAYLISTでのパフォーマンスがイチオシなんだけど、センターでガシガシに踊る慎太郎くんが最高だから、是非注目して見てほしい。1番が終わって、「お?終わるんか?」と思ったら2番があった。初めて聴いた時は絶対騙されると思う。(私だけ?)2番の冒頭の「くれてやったっていいわ」の慎太郎くん。ちょっと呆れている感というか、何というか、ものすごく好きですね。癖(ヘキ)です。次の「奪ってみなさいな」の北斗くん。めちゃくちゃ松村北斗感があって好きです。その後のハモリは誰と誰のハモリだ…?京ジェかな?ビブラートが好きです。(マニアック)その後の「轍を作れ」は初めて聴いた時、どこか引っかかったんだけど、よくよく考えてみたら、私の好きなクラポさんでしたね。(claquepotさんの『ahead』に「轍なき未開拓を進め」という歌詞がありました。)「轍(わだち)」には、「車輪が通った跡」の意味があるんだけど、「轍を作れ」だから、「先例とは違う道を進もう」の意味になると思うのね。ものすごくSixTONESじゃん?「未踏を進め(『NAVIGATOR』)」「轍を作れ」なSixTONESさん、最高すぎ。話を戻して、2番のサビの「噫(あぁ)」はメンバーが変わったね。北斗くんと誰だ…?「ただ微笑むだけ…」で髙地くんが歌うところ、めちゃくちゃ良い。「日々笑顔」を大切にしている男が「微笑む」を歌うんだよ。最高じゃん?その後のきょもゆごの「帳(とばり)を捨て去って」のハモリも好きでした。そして、この楽曲一の好きポイントと言っても過言ではないきょものパート。特に「毅然としていられる」のリズムの刻み方が大好きです。思わず「2拍3連かな!?!?!?」と独特の興奮の仕方をしてしまいました。この部分はMVのカットも最高なので、是非注目して見てほしい。本当に本当に本当に本当に本当に最高です。樹くんのラップパート。相変わらず難しいよね。もはや歌わせる気ないよね。(それはそう。)この部分でメンバーが樹くんの周りに集まって踊るところが『NEW ERA』を彷彿とさせた。(PLAYLIST参照)同じ「半妖の夜叉姫」の主題歌だもんね。あえて取り入れたのかな。いつもジェシーのリズムの取り方ときょもちゃんの美しい指先に目がいってしまうパートです。ラスサビ前の「轟かす共鳴」は、初めて聴いた時、慎太郎くんの力強い声にビックリしちゃったよ。「ギリギリに立ってんだって 分かってるのに」は北斗くんの蹴りが格好良い。あと、さっきも言った「静寂を切り裂く矢の如く」の京ジェのハモリね。この部分はPLAYLISTの京ジェが絵的に美しすぎるから、絶対に見てくれ。頼む。あと、「謹言」のきょものお辞儀。何故彼はあれほど麗しいのだろうか。綺麗さに一切隙がないパフォーマンス、感服です。最後の最後に、咳払いが入るところも異質な感じがして面白いと思いました。一体誰だったんだろう。


2.FASHION


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表題曲とは打って変わった、ものすごくポップな楽曲。初めて聴いた時は、アイドルらしい楽曲だと思いました。聴いているとワクワクするような楽曲。思わず「音に合わせて Move your body」しちゃう。なので、私は憂鬱な気持ちになりがちな出勤時に聴くことが多いかも。特に「世界中がキミのrunway」の部分が好きです。「この世界の主人公は私」と思わせてくれるかのような歌詞だと思う。『Strawberry Breakfast』の「主演女優賞」と同じような感じだよね。個人的には、ポップな楽曲では慎太郎くんの声が映えると思っていて。可愛らしい声質がものすごく似合う。初めて2番のサビを聴いた時は、1番のサビとハーモニーが違ったからビックリしちゃった。2番はほくじゅり感が強い気がする。ほくじゅりのハーモニー、珍しいよね。その後北斗くんから始まる、2番のサビからラスサビに向かうところ。メンバーの声がどんどん重なっていって、ハーモニーが厚くなるところが大好きすぎる。そのハーモニーを一気に駆け上がるきょもちゃんも大好きです。ホップ!ステップ!ジャンプ!みたいな感じがする。(?)ラスサビのジェシーの合いの手。ノリ方が海外アーティストなのよ。最後の最後に樹くんが締めるところも好きです。ちょっとジリっとしたような声質が締めにピッタリだと思った。いつかこの楽曲が流れる中、ノリノリでランウェイするSixTONESが見たい。


3. Gum Tape


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初めて曲名を聞いた時に「ダサっ!」なんて思ってしまって、大変申し訳ありませんでした。()ウルトラスーパー神曲でした。アコースティックギターから始まるこの楽曲。めちゃくちゃお洒落なサウンド〜!あのギターのキュってなる、独特の音が好きですね。(マニアック)今回のスタートは樹くん。ラップや切ない高音パートのイメージが強かったから、しっかりとした低音が出ることに驚いた。次の慎太郎くんは、樹くんの影響もあってか、高音に聴こえた。声の対比が美しいね。あと、初めて聴いた時は、日本語の歌詞だったことにも驚いたな。SixTONESの楽曲は英語の歌詞が多いから、逆に日本語の歌詞が新鮮に感じる。この楽曲はラップ調なこともあって、聴いていると韻を踏んでいるのが分かる。またANNのSPWR指定さんに解説してほしい。2番になると、徐々に2人の関係は崩れていきます。北斗くんのパートは1番とメロディーの動きが変わるから、聴き応えがあるね。ゆごほくのパートから切なさが増すのに、何ということでしょう。PLAYLISTでは聴けないんですよね。非常にもったいない。是非CDを買うなり、借りるなりして聴いてみてほしい。きょものパートのグロッケンも非常に良い味出してます。切なさ増し増し。1番のサビでは「誰かと荷物を待ってる」、2番のサビでは「誰かに上書きされてく」君。んんん、切ない。君と同棲を解消する僕のしんどさよ。私自身は同棲なんてしたことがないので、あくまでもその辛さは憶測ですが。2番のサビが終わって、慎太郎くんから北斗くんとどんどんハーモニーが厚くなっていくパート。特に、ほくしんのハモリがめちゃくちゃ綺麗でビックリした。新たな発見。いつかほくしんのユニット曲も見たいと思ってしまった。あと、この際に言わせてほしい。終始慎太郎くんがしんどい!!!!!!前回のブログの『Cassette Tape』の時に散々言ったけど、慎太郎くんの声質は切ないラブソングにピッタリなのよ……。「失恋ソング」と言えば、「森本慎太郎」と言っても過言ではない。ラスサビ前の北斗くん。「僕は… 僕は… 今でも…」何ーーーーーー!!!!!!ハッキリ言ってーーーーーー!!!!!!(情緒)このパートは失恋を引きずりそうな(偏見)北斗くんが歌うから良いですよね。きっと今でも彼女のことを想っていて、でも彼女は既に誰かのそばにいるから言えない。もどかしい気持ち。こんな歌詞を歌うSixTONESさん達はそんな恋愛をしてきたのでしょうか。()この楽曲は日本語の歌詞だからこそ、よりグサグサっと来るんだろうね。歌詞の意味を理解出来るから。日本語、素敵だね。その上、今回は韻を踏んでいるからより聴き心地が良いんだろうな。最後の「割れ物注意」「合わないチューニング」「これでお互い自由に」はマジで天才だと思った。


4.マスカラ-Emotional Afrobeats Remix-

「そもそも"Afrobeats"って何やねん。」と思ったので調べました。「アフロビート」とは、「アメリカのヒップホップやR&Bといったジャンルからの影響を強く感じさせるエレクトロニック・ミュージックのこと」だそう。正直『マスカラ』はメロディーといい、サウンドといい、原曲が最強だと思っていたから、リミックスすることに対して、どちらかと言えば否定的だったのね。実際に聴いてみたら、「これはこれで面白い。」と思いました。冒頭に「マスカラ剥がれたまま」が来たのにはビックリしたな。早速リミックス感が現れた。今回はトランペットがいたことに気付いたんだけど、特にラスサビでの動きがジャズっぽいと思ったのね。どうもアフロビートは、ファンクやジャズの流れも汲む音楽だったらしい。正解だった。ジェシーのパート後、一瞬「終わったか?」と思ったら、楽器隊が暴れ始めた。最高。全体的にクラポさんみを感じたリミックスだった。使っている音が似てるのかな。


5.共鳴-Instrumental-

インストの良さは楽器隊の動きが分かるところよね。イヤフォンをして聴いて初めて気付いたけど、ウッドベースがいたのね!?今回ジャズ要素を担っていたのはピアノとウッドベースだった。あと、トランペットかな。サビ前はジリジリしたラジオのような音が聞こえた。サビのベース、格好良すぎて痺れる〜〜〜〜〜〜!あと、エレキかな?King Gnuでもよく聞く、あのうわぁ〜んの音が好きです。(語彙力)2番のピアノの動きがどこか『NAVIGATOR(H ZETTRIO Crossover Rearrange)』を彷彿とさせた。インストだけになるとジャズの要素が強いね。と思っていたら、2番のサビ前のベースがエグい!!!!!!思わず「うぉーーーーーー!!!!!!」と言ってしまった。何回聴いても、この部分は新鮮にブチ上がってしまう。この楽曲のロック要素を担うのは、やっぱりエレキとベースだね。樹くんのラップの時には、しゅるるるるる〜んのようなスクラッチの音があったのにビックリした。HIP HOP要素かな。ラスサビ冒頭のピアノ、格好良すぎない?改めて、インストも最高だと思いました。


【初回盤A】

2.Waves Crash

スト担で『Waves Crash』が嫌いな人はいるだろうか。いや、いない。と言いたくなるほど、スト担好みの楽曲。そもそも『RAM-PAM-PAM』あたりの楽曲が大好きで、信頼と実績のONIGASHIMA(GASHIMA)さん達が作詞・作曲だから間違いない。重低音ゴリゴリソング最高!!!!!!ライブでブチ上がる未来しか見えない。そんな私は毎朝、会社に入るギリギリまで『Waves Crash』を聴いてテンションをブチ上げてます。この楽曲は田中樹優勝曲だよね。ブチ上げ曲の樹くんの存在感、半端ない。主にSixTONESのオラオラ感はJ2によるものだと思うんだけど、意外と慎太郎くんも相性良いんだよね。陽キャ組だからかな?あと、髙地くんも良い感じに溶け込めていると思った。髙地くんの声質はエフェクトとの相性が良いよね。逆に、陰キャ組のきょもほくは、スパイスとして効いていると思ってます。そんな北斗くんの好きなパートは、1番の「心配ないぜ Let's get crazy」と、ラスサビの「Don't you wanna be」「What you wanna be?」「Just for you and me」の合いの手のところ。北斗くんは陰キャだけど()、ライブでは化けますからね、彼。本当にライブの時の北斗くんの格好良さは最強だと思う。あと、妖艶さで言えば、誰にも負けないよね。きょもの好きなパートは、北斗くんと同じく3つの合いの手パートなんだけど、きょもの場合はロックな歌い方で好きですね。きょもは歌い方のレパートリーが多いから、意図的にこの楽曲に合う歌い方をしていると思うんだけど、ジリジリッとした歌い方が好きです。特に「crazy」なんかは最高だね。あと、美しい高音を惜しみなく放つラスサビ前も大好きです。何より、この楽曲において最も活躍している彼、そう、田中樹さんです。樹くんはラップのリズムの取り方や歌い方がとにかく大好きすぎる。特に、ラスサビ前のブチ切れラップ(言い方)なんかは最高。SixTONESに田中樹がいて良かった。ゴリゴリにラップが出来るメンバーがいるのは、このグループの強みだよ。あと、私が思う『Waves Crash』自体の凄いところは、ブチ上げ曲なのにハモリが複雑なところ。きっとライブで歌うことはないだろうけど、ハモリがあるから奥行きがある気がする。


以上、全6曲の感想でした。

初めて聴いた時から重低音ゴリゴリの『Waves Crash』は大好きだったけど、フルで聴いてみると『Gum Tape』がめちゃくちゃ沼だった……。SixTONESの楽曲はジャンルレスだからこそ、普段は聴かないような音楽に出会える面白さがあると思う。知らない音楽用語も学べるしね。もし、このブログを見て「アルバムを買おうかな。」と思った方がいたら、初回盤Aを買うことをオススメします。実際にSixTONESの楽曲を聴いたら、きっと「別の形態も買い足そうかな。」と思うと思うので、その時に「もう売ってないじゃん…!」とならないためにも、是非初回盤から通常盤の順で購入を検討してほしいです。買って後悔させない自信があります。よろしくお願いします。一人でも多くの方にSixTONESの音楽が届きますように。


☁️ぼんっ


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